ナウキャストシミュレーション

部分的観測データから全体の交通状態を再現

 現在は、交通量を観測するセンサー情報やプローブ情報、交通規制情報などの交通情報をはじめ、人の移動に関する様々な情報が散在しています。しかしながら、全体の一部しか計測・観測ができていません。
 ナウキャストシミュレーションは、様々なセンサーで観測された実空間情報を一つの仮想空間に統合し、それらが示す状況に整合するように交通流シミュレーションで「今の」交通状態を再現する仕組みです。

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ナウキャストシミュレーションの技術的特徴

統計データ等で示された「代表的(平均的)な」交通状態(ベースケース)に対して、当日の交通状態観測値を再現するように、
✔時間帯別OD表
ボトルネック容量
を逐次修正して、全体の交通状態を推定します。
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ナウキャストシミュレーションシステムの活用

 総務省のSCOPE(戦略的情報通信研究開発推進制度)プロジェクトで、千葉県柏市においてナウキャストシミュレーションを活用したCO2モニタリングシステムの実証実験を2013年に実施しました。
 CO2モニタリングシステムは、市民にCO2排出量削減を目標とした行動変容を促すための情報提供を行うシステムで、市内の自動車交通によるCO2排出量が15分おきに更新されます。
 以下のリンク先からご覧いただけます。

「かしわスマート」実証実験プロジェクトLinkIcon