街路網交通流シミュレーション AVENUE Ver.5

an Avdanced & Visual Evaluator for road Networks in Urban arEas

AVENUEは一般街路ネットワークを対象として開発された交通流シミュレーションシステムです。1交差点から数km四方までの街区レベルを対象としており、信号制御方式の検討、交通規制による周辺交通への影響評価、動的経路誘導評価、ITSの導入効果の検証など、様々な目的に適用することができます。(概要はこちら

図:シミュレーション実行画面(3Dモード時)
AVENUEが使われている理由

AVENUEの交通流モデルは、交通工学の理論に裏付けされたブロック密度法が適用されており、動作理論および検証結果は交通工学研究会の交通シミュレーションクリアリングハウスで公開されています。また、実務や研究で多くの適用実績を積み上げており、多方面で実用性が認められています。

データ編集とシミュレーション実行

「データ作成や実行オペレーションをスムーズに」をコンセプトとして、ノード設置やリンク作成などを直感的に操作できるようにユーザーインターフェースが工夫されています。また、シミュレーション実行時の機能も豊富です。

図:セントロイド設置画面                図:信号現示設定画面
プロジェクト管理モード

AVENUEは、1つの業務を1つのプロジェクトと考え、その中で扱う複数のシミュレーションケースを一括管理する機能を持っています。プロジェクト管理モードでは、煩雑になりがちなシミュレーションケースのファイル管理を行い、データ更新を容易にします。また、レイヤー管理機能により、複数のケースで1つのレイヤーを共有することも可能です。

図:プロジェクト管理画面
グラフィック機能

描画モードは2Dモードと3Dモードが容易されており、データ編集中やシミュレーション実行時に自由に選択することができます。プレゼンテーションなど、用途に応じてお使いいただけます。

 

3Dモデルの作成には、OBJ形式をインポート、エクスポートできる市販の編集ソフトが必要です。

デジタル地図データとの連携も可能

地図データベース連携機能を利用することで、デジタル地図データをAVENUEへ読み込み、広域なネットワークを対象としたシミュレーションも迅速に行うことができます。GUI上で対象地域を選択するだけで※1自動的にAVENUEへインポートされ、ノードやリンクなどのネットワーク情報の他に背景地図もインポートされます(データは別途購入する必要があります※2)。


図:デジタル地図をインポートした様子

※1 地域選択は2時メッシュ単位になります。
※2 対応している地図データはDRM、昭文社MAPPLEデジタル道路地図です。昭文社MAPPLEデジタル道路地図については購入のご相談も承ります。

適用事例
リーフレット・参考資料