東京トラフィックスコープ~通常の日曜日

解説

図2は、年間の日曜日で、平均的な渋滞状況を示す日の混雑指数を可視化したものです。平日の場合と違い、午前中の混雑はさほどではありませんが、夕方4時以降に、特に新宿・渋谷エリアや、吉祥寺周辺エリアでの混雑が顕著になっているのがわかります。

図2 通常の日曜日の混雑指数
図の見方

混雑指数の図は、東京都心部を中心とした約40km四方を1kmメッシュに分割して、1時間毎の流動性を数値化して、色分けしたものです。赤い色ほど、流動性が悪く、混雑していることを意味しています。混雑指数は、単純に速度だけを見ているのではなく、交通量も考慮して、そのエリアの交通状態が道路ネットワーク性能の限界に近づくほど高くなるような、総合的な指数です。なお、指数の計算には首都高は除いてあり、一般道のデータだけを使っています。